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自分の望むライフスタイルとは?
年齢を直接たずねたことはないのですが、私より30代半ばくらいでしょうか。年上の同性の知人がいます。今私が行っている語学学校のクラスメートです。
その知人のお話です。
彼女は非常に努力家で、仕事もずっと特許事務所で語学をいかした仕事についています。独学で秘書検定を受けてビジネスマナーに磨きをかけたり、人一倍勉強熱心なのです。
なのですが・・・その知人が最近、様子がおかしいのです。
話を聞くと「婚活」を周りに言われてはじめたとのこと。今までずっと仕事が生きがいだった彼女は、コンパみたく出会いの場はあまり経験が無かったそうです。
慣れない場ですから、当然思ったとおりに振舞えません。いつもは前向きで話好きな知人ですが、すっかり緊張してしまって、上手く振舞えなかったそうです。
そして、そのことを仕事の同僚に打ち明けたところ・・・「努力が足りないから」とつっぱねられてしまったと言うのです。今まで、職場の第一線でバリバリ活躍していた彼女は、周りの友人も猛烈なタイプだったのでしょう。
今までだって死ぬほど努力をし続けて生きてきた。なのに「努力が足りない」といわれてしまった。でもそういわれると、そう思わないといけないような気がしてくる。
知人は、そんなようなことをボソッとつぶやいていました。
しかし私には彼女が婚活をはじめた理由が、周りに押されてというところが引っかかりました。それに少し前に結婚に対してまで「勝ち組・負け組み」とまるで仕事のような物言いが流行ったように、今でもその風潮が続いているように思えます。
周囲から言い聞かされて、それも、結婚=自分がすぐれていることの証明、そんなトーンが彼女の話を聞いていると感じられます。恐らく知人が求めている結婚はそんなものではないし、今までも話題は主に仕事のことだし結婚のことでもなかった・・・。
「結婚」で気をつけないといけないのは、本当に結婚を望んでいるのか。よく、結婚しても幸せな人は結婚しなくても幸せな人、といいます。
今は昔のように女性が1人では生きてゆけない時代ではありません。彼女のように、仕事が生きがいの女性もいます。なのにブームがひとたび起きると、結婚に過剰な価値を求めます。
そして次は結婚に「勝ち負け」を持ち出します。結婚できた人の方が優れている。より条件の良い相手を見つけた人の方が努力をしてきた人。
結婚はそもそもプライベートな生活をともにする人を探すことなのに、非常にビジネスライクで戦略的な考え方が流行っている。残念ながら、今の結婚事情にはそうした側面がかなり目立つようにも思えます。
知人の話に影響を受けすぎたところもあるかと思います。ですが、自分の願った結婚とは何なのか、そして結婚以前に自分の望むライフスタイルとはどんなものか。そうした点を見落として、周りの言い分に流されるままブームにのってはいけない。そのうえ結婚が目的である以上、余計にそう感じました。
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